よく 肌につけるものは 汗をよく吸う綿(コットン)でないとダメって 思う人が多いと思います。
ですが、下記のような場合は 不向きです。
- サッカーやバスケット マラソンのように 大量に汗をかくスポーツ
- 重労働で 大量に汗をかく作業
- 非常に汗かきの人(わたしです、特に夏場)
- 冬山登山などで 非常に寒い場所に行くような場合
どうしてかと言うと 綿は10%程度しか吸水しないのです。そうして一度濡れると なかなか乾燥しません。乾きにくいので 体温を奪われて体が冷えます。
わたしは 昔5kmとか10kmのマラソンによく出たのですが、綿のユニフォームを着てたときは ゴールするとユニフォームが汗でベタベタでした。ある時から ポリエステル(合成繊維)製の吸湿速乾性(汗をよく吸って 外側からどんどん発散させる機能があります)のユニフォームに変えました。
そうすると ゴールしたときに 胸周りが少し濡れているだけで ほかは乾燥していたのです。サッカーやバスケット選手等も 最近はほとんどポリエステル100%の吸湿速乾性の下着やユニフォームを着ています。
また 冬山登山される方も 登山用品店で売っている やはりポリエステル100%の吸湿速乾性の下着(通常の下着より割高ですが)を 買われます。
使う場面や 時間・時期によって、使い分けることをお奨めいたします。また ポリエステル製の下着は 綿などの下着に比べて 非常に耐久性があり長持ちします。わたしの だいたいの感じでは 3倍くらい持ちますね。
この記事は 布生地通販の生地屋店長の三浦宗之が書いています。