- 元々 シルク(絹)で精練(練り)(お湯で煮て シルクの表面のセリシンを落として、フィイブロインだけにする工程。風合いがとっても柔らかくなり 絹鳴りがするようになる)を しないで仕上げた織物の事を指していたのです。
(セリシンが少し取れている状態。目が粗く透けていて 硬いです) - それが もうほとんど本物のオーガンジーは 見られなくなり、下記のようにポリエステルで作られた織物を オーガンジーと言うようになりました。
(余談ですが、精練してない絹糸は 釣り糸のテグスのように硬いです。弊店のオーガンジーもテグスのような糸で作られてます)
- 絹のオーガンジーに似ていて 透けていて硬いです。シワにもなりやすく、折ると折り目がつきます。
- ウエディング・ドレスや パーティ・ドレス、衣裳などに 飾りなどでよく使われます。
- 透けていて シワになりにくく柔らかい素材が 必要な場合は、透け感は落ちますが、下記がお奨めです。
この記事は 布生地通販の生地屋店長の三浦宗之が書いています。