セルロースとは、コットン(綿) 麻やレーヨン ベンベルグ アセテート等の主成分で、植物のほとんどは この成分よりできてます(植物細胞の細胞壁の主成分、全植物成分の1/3を占めると言われてます)。自然界に最も多く存在する炭水化物(有機化合物)です。
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水や熱水に溶けず 人間は消化する事ができません。(草食動物は消化できます) 第五の栄養素と言われる 繊維素はセルロースからできています。
セルロースは、1838年フランスのパヤン(Anselme Payen, 1795‐1871)によって、高等植物の細胞(セル)壁を構造する糖の意味で名づけられました。1844年 マーセル(John Mercer, 1791‐1866)はセルロースとアルカリの反応(マーセライズ加工 マーセリゼーション)を研究し、工業的利用への道を開きました。
めがね枠のセルや セルロイド製に人形は、セルロース化合物で 硝酸セルロースです。(非常に燃えやすいので 現在では あまり使われてません)
この記事は 布生地通販の生地屋店長の三浦宗之が書いています。