撥水加工とは、織物にシリコン、フッソ素系撥水剤、蝋質(ロウシツ)、アルミナ石鹸、ピリジニウム塩、セラチンなどの樹脂を付着させて、半永久的な防水性を与えようとする加工方法の事です。水を防ぎながら 織物自体の通気性はほとんど損ないません(通気性防水加工)。
(最近は シリコンやフッソ素系撥水剤を使う事が多いようです)
撥水加工をすると 水をはじくようになり、泥水等の水系の汚れも防ぎます。衣類などは 市販の撥水スプレーよりも、クリーニング店(技術の差が大きいとの記述を見かけますが)などで きちんと撥水加工してもらった方が、当然効果も高いですし 長持ちします。
弊生地屋では 撥水加工は承っておりません。
(余談ですが、撥水加工をすると 摩擦染色堅牢度は向上します)
この記事は 生地通販の生地屋店長の三浦宗之が書いています。