日別アーカイブ: 2012年9月19日

ニットとは(knit) 編物とは(アミモノ)


ニットとは(編物とは)、編まれたもの(反物) 編まれた製品です。ニット(knit)は編むと言う動詞です。メリヤス(莫大小)とも言われます。

織物のように反物の形で編まれるもの(ジャージー)と、最初から最終製品(靴下 パンスト 軍手等)の形に編まれるもの(成形編)があります。
(反物は 通常の織物生地と同じように、裁断され縫製されます。例:Tシャツやポロシャツ等)

繊維製品には 下記があります。(織物以外を総称して 「編組類(ヘンソルイ)」と言います)

  1. 織物
  2. 編物ニット
  3. 撚り物(レース等)
  4. 網地(ネット 魚網等)
  5. 組み物(組み紐等)
  6. 不織布(使い捨てのお手拭等)

ニットの編み方は 緯編(ヨコアミ 緯糸だけで編みます。丸編(マルアミ)は緯編の一種ですが 一番生産量が多いです)と経編(タテアミ 経糸だけで編みます)に大別されます。

ニット製品の特長は下記です。

  1. 伸縮性がある
  2. シワになにりくい
  3. 着易くて疲れにくい
  4. 空気を多く含み 保温性がある
  5. クラフト性(工芸的・手芸的感覚)を入れられる
  6. 一般にカジュアル(普段着 フォーマルの反対)的

反対に短所としては 下記です。

  1. 型崩れしやすい
  2. 構築的なシルエットは作れない
  3. 通気性のある よく透けるような薄いものは作れない
  4. ピリングになり易い

近年はインテリアや産業資材(自動車用等)など 衣料用以外にも沢山使われるようになってきています。

この記事は 生地通販の生地屋店長の三浦宗之が書いています。