- ミカド・サテンの ミカドは「帝」を表し天皇を指しています。
- 元々は シルク100%の分厚い最高級サテンを指していたようですが、今ではポリエステル製の合成繊維(合繊)のものが 多く用いられているようです。(ただ あまり一般には売られてないようです)
- いろいろ捜しても どうしても見つからない場合は、生地屋の下記サテン・クレープを 2枚使ったり、裏に芯地を貼ったりすれば 代用できると思います。光沢も綺麗ですし、シワになりにくく家庭で水洗濯できますので 便利です。
- 手触りも本物のシルクとあまり変わりません。(手触りだけなら サテン・クレープの方がいいと思います)
- 個人的な意見になりますが、シルクのものは あまりお奨めできません。
1)シルクのミカド・サテンは非常に高価ですが、後々のケアが大変です。環境に優しくないドライ・クリーニングしかできせんし、防虫剤をしっかり管理しないとすぐに 虫に食われて穴が空きます。
2)「シルク=高級」と言うイメージが 安物の中国産製品で崩れてしまって(シルク100%で数千円のバジャマや 一万円くらいのジャンパー等)、一流デザイナーさんも 最近ではあまり使用しなくなってます。(環境に優しくないと言うのも 大ききと思います)
この記事は 布生地通販の生地屋店長の三浦宗之が書いています。
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