1)リップルとは、布生地を部分的に強く縮ませて 凹凸を作ったものです。(リップルはさざ波の意味)
縞(ストライプ)状やチェック状のサッカー、シアサッカー、しじら織りと違い 丸やひょうたん等自由な形にする事が可能です。
(上記写真は 他サイトのものですが、一部しか使ってませんし 色合いも変えております。版元さん御容赦くださいませ)
リップル加工とは そのようにする加工方法の事です。綿やレーヨンなど セルロース系の布生地の場合は、強アルカリ性の苛性ソーダなどを付けて(プリントと同様の手法で付けます) その部分(しぼのある部分 上記写真の細かい凹凸のある部分)を強く縮ませて作ります。
肌に触れる面積が小さくなるので、ベトつきにくく 夏の洋服や寝具に良く使われます。
2)緯縞(ヨコシマ)状の隆起を出すニットの組織で、別名テレビ柄とも言います。
この記事は 布生地通販の生地屋店長の三浦宗之が書いています。
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