ベネシャンとは (venetian) ベネ


ベネシャンとは、朱子(サテン) または綾(ツイル)の変化組織で、マイルドな光沢があり 厚手でなめらかな風合いを持っています。布面には 急角度の斜めの線が密にあります。略して「ベネ」とも呼ばれます。

織組織は5枚サテン(経糸が4本浮いて 1本沈む。サテンの項参照)が多いようで、普通のサテンよりも 厚手で光沢はマイルドです。

元々ウール(毛)で 経糸が梳毛 双糸、緯糸が紡毛糸を使って作られてます。ですが、コットン(綿)やポリエステル、ポリエステルやコットン等の混紡糸でも 作られてます。

背広 コート カーテンなどに使用されます。ベネシャンと言う名前は 中世最強の都市国家 ベネチア(イタリア語でComune di Venezia イタリア北部の都市。英名Venice 日本ではベニス ヴェニスとも呼ばれる)から 来ています。

この記事は 布通販の生地屋店長の三浦宗之が書いています。

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