反内縫製とは、一反内で一個の製品(洋服)を作る事を言います。通常は反内縫製を厳密に守ります。
染ロットごとに 微妙に色が違ってしまう(注1)事があります。また 同一染ロット内でも、中の数反の色が微妙に違う事がありえます。(生機(きばた)の生産時期が 大きく離れてたり、原料の糸のロットが違っていたり等)
(注1:例えば グレー色なら同じグレーなんですが、微妙に赤っぽかったり 青っぽかったり)
色が微妙に違う為の欠点(例:身頃と袖色が微妙に違う等)を避けるために、一反内で一個の製品を作ります(反内縫製)。例えば用尺(ヨウジャク)3mのドレスを作るとして 一反46mなら
46/3=15.333・・・
なので 15着のドレスを作り、残った1mは もったいないですが、使わないのです。
(欠点等で そこを避けて裁断した場合は 話しが違ってきますが。通常は欠点等のロス率も見込んで用尺を決めます。布生地は無欠点ではありませんので)
この記事は 布生地通販の生地屋店長の三浦宗之が書いています。
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大変勉強になりました。
外国の者ですが、「反内」という言葉の意味やっと理解できてうれしかったです。
ありがとうございます。
もう一つ分からない言葉ですが、「反間」という言葉の意味は何ですか?
繰り返し考えてもわかりませんので、御教授いただけませんでしょうか?
宜しくお願い致します。
ももこ さん
書き込みどうもありがとうございます。ですが、布生地の世界では「反間」は 聞いたことがありません。ちょっと調べても出てきませんでした。
「はんかん」と読んで 別の意味なら ありました。
https://kotobank.jp/word/%E5%8F%8D%E9%96%93-606161