ジュートとは、黄麻(コウマ)とも言い シナノキ科に属する植物の靭皮部分(ジンピブブン 外皮のすぐ内側にある柔らかな部分)からとった繊維で、麻の一種です。
耐水性には乏しいのですが、強度や光沢があり 紡績もしやすいので大量生産できます。用途は梱包袋 リノリューム(建材の一種で床材などに使われる)の基布 カーペット ベルト バックなどです。
衣料用には ほとんど使われません。主産地はインドやバングラディシュ等です。
ジュート生産の過程で出る廃棄物の処理が環境にかけるコストは少なく、またジュート製品自体の生物分解性が高いことから、近年は環境への負荷が少ない素材としても注目されています。新しいうちは かなりニオイがしますが、使用するにしたがって 徐々に薄れていきます。
下記のお店のように フェアトレードとして ジュートバック等が、バングラディシュやネパール等から輸入されいて 現地の学校が作られる一助になったりしてます。
Ajee(アジー)
この記事は 布生地通販の生地屋店長の三浦宗之が書いています。
お気に入りに追加する
ピンバック: 大麻とは(タイマ) ヘンプとは(hemp) | 布生地Q&A
ピンバック: 麻とは(アサ) | 布生地Q&A