ヒートセットとは (heat setting)


ヒートセットとは、合成繊維など熱可塑性(ネツカソセイ 熱をかけると柔らかくなる性質)繊維を 熱処理して形態や寸法安定性を保つようにする加工です。

繊維(紡糸段階) 糸(撚糸等) 布生地(染め工程) 製品のいずれの段階でも、行なう事は可能です。

布生地の場合は 主に下記の目的でヒートセットされます。

  1. 一定寸法への巾だし
  2. 洗濯などに対しての寸法安定性付与
  3. 布生地表面の平滑化

ヒートセットには 乾熱(温風)と湿熱(蒸気)の2種類があり、湿熱の方が熱容量が大きいので 同じ温度でも湿熱の方が効果が大きいです(50℃くらいの差があるそうです。湿熱130℃と同じヒートセットをしようとすると 乾熱では180℃くらいまで温度を上げないとダメだそうです)。

織布工程の前に 糸に中撚ボイル撚 800~1,500T/m程度)以上の撚りをかけた場合は、そのままでは 糸が巻いてしまって 製織困難なので、80℃の湿熱でヒートセットして 撚り止めします。

この記事は サテン生地通販の生地屋店長の三浦宗之が書いています。

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ヒートセットとは (heat setting)」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 撚糸とは(ネンシ) ボイル撚(ヨリ) クレープ撚(crepe twist) トラム撚(trame twist) 甘撚 中撚 強撚 合撚(ゴウネン) | 布生地Q&A

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