シレジアとは、スレーキ スレキ(英語のスペルからは スレーキの方が正しいと思われますが)とも言われ、元々コットン(綿)の比較的密に織られたツイル(綾)織物で、服の裏地等に使われます。
一般に無地織物ですが、格子(チェック)などに 染められた物もあります。強い光沢仕上げをされて(合繊などと比べると あまり光りませんが) 滑りがよくなってます。
ジーンズ用語では スレーキはフロント・ポケットの袋地を指します。綿の平織または綾織で 厚く糊付けして弱いですが光沢を出してます。
ドイツのシレジア地方で最初に織られた事から シレジア(silesia)と言われるそうです。
スレーキの語源は 滑らかなという意味のスリーク(sleek)にあると言われています。合繊でも ズボンの裏地用途などに ウーリー加工糸で平織りに織った織物も スレーキと呼ばれます。
また別にメリノ羊毛や メリノ羊毛を使った織物を シレジアと言う事もあります。
この記事は 布生地通販の生地屋店長の三浦宗之が書いています。
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