ストーンウォッシュとは(stone wash)


ストーンウォッシュとは、人工的に中古風に加工する方法の一つで、軽石 人工研磨石 セラミック等を入れて洗う加工方法です。ジーンズが有名ですが、ジャンパー 皮製品等にも使われます。

ジーンズでは、柔らかくなり とてもはき易くなります。また「アタリ」(擦りきれ)もできて ジーンズ特有の顔(表情)が出てきます。

元々は 河原の石を使っていたようですが その後人工研磨石が使われ(ストーン・ウォッシュの名前が定着)、軽くて機械に負荷の少ない軽石が使われるようになりました。今では セラミックやゴムボール(バイオ・ウォッシュに使用)も 使われるようになってます。

軽石には 大 中 小と大きさがあり、人工研磨石には 三角形 四角形 星型 球形などの形があります。使っていく内に だんだん小さくなるので、一定時間稼動させると ふるいにかけて 小さくなったものは除いて 新しい石を補給するそうです。

新しい石には 尖った部分もあるので、一度空回しして 丸みをつけるそうです。

ですが、下記のような いろいろな問題もあります。

  • ポケット等の砂(石の屑)を 取り除いてやらなければならない。(たぶん 人手でポケット布を裏返して 出しているのだと思います)
  • 大量に発生する砂をどう処理するのか(ケミカル・ウォッシュの場合は 次亜塩素酸ソーダ等の薬品が入っているので よりやっかい)。
  • 頑丈な洗濯機(ワッシャー)が必要で 機械の傷み方も速い。
  • 同じ機械で 製品染めなどをすると、砂の残りや機械の中の傷で その製品に擦り切れやアタリが発生する。

(余談ですが、私個人的には 古着加工は好きではありません。確かにカッコいいかも知れませんが、製品の寿命を確実に縮めます。有害な薬品を使ったり、機械の損耗を速めたりと環境にも優しくありません)

この記事は 布生地通販の生地屋店長の三浦宗之が書いています。

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