スエードクロスとは(suede cloth)


スエードクロスとは、スエードに似せた人工スエードの事です。繊維素材はほとんどポリエステルで、超極細(糸の中の1本のフィラメントの太さが0.5デニール以下程度)のフィラメントを使います。

スエードとは(suede)、カーフ(子牛の皮) キッド(仔山羊) ピッグスキン(豚皮)などの小動物が主体で、皮の表面をサンドペーパー等でけずり、ビロードのような感触に仕上げたものです。非常に細かい仕上げのものはシルキーと言われています)

基布は不織布 織物 ニットがあり、これにウレタン系樹脂を含浸させて 起毛した物が多いです。

本物の皮のスエードに比べて 手触り等はやや違いますが、軽くて発色性も良く 取り扱いが簡単なので、コート ジャケットなどに使われます。均質なので 自動車のシートや 家具などにも広く使われています。熱に弱いのが最大の弱点です。(たばこの火の粉等で 簡単に穴が開いてしまいます)

この記事は 生地通販の生地屋店長の三浦宗之が書いています。

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スエードクロスとは(suede cloth)」への1件のフィードバック

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