月別アーカイブ: 2015年1月

防水加工の生地は染色できますか? 撥水加工の生地は染色できますか?


Q.防水加工の生地は 染色できますか? 撥水加工の生地は 染色できますか?

A.結論から書きますと、できません。「撥水」の場合は「防水」の部分を 撥水と読み替えてください。(空気を通さないゴム引きしたような 安物のカッパ以外の話しです)

  1. 防水加工をとらないと 綺麗に染色できません(ムラになる)が、通常 そのような布生地は 強固に防水加工されてます。簡単にとれません(染加工工場でも 困難と聞いてます)。
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  2. その素材(綿とか ポリエステルとか)専用の染料(綿なら反応染料か直接染料、ポリエステルなら分散染料)で 高温で染めないと、染色堅牢度は 低くなってしまいます。
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  3. 染色後 再度防水加工するには、クリーニング屋さん等で 防水加工(スプレー防水より 堅牢度は高くなる)しますが、元のような堅牢度のある防水性にするのは 困難です。

防水加工の上から アクリル等の顔料を塗れば、その色になるとは 思いますが、洗濯すると だんだんとれて行くと思います。本来の防水性(撥水性)も失われます。

PP加工(パーマネント・プレス)の耐久性や印刷の変色性は?


Q.PP加工パーマネント・プレス加工は御社でも行っていらっしゃいますでしょうか? 折り込みの耐久性や印刷した場合の変色は どうでしょうか?

A.大変申しわけございませんが、弊生地屋では やっておりません。耐久性は 熱可塑性合成繊維では ほぼ半永久的ですが、綿等の樹脂加工したものは 耐久性が劣ると思います。

(たぶん10回程度の洗濯ではOKだと思いますが、50以上回くらいやるとかなり劣化するかと)

通常100℃以上の温度をかけますので、染工場やプリント工場で使うような通常の染料でしたらOKだと思いますが、耐熱性の低い 顔料やフィルムを貼るような印刷でしたら 劣化や変色しやすいかも知れません。
(一概に言えません。印刷材料とプレス温度によって 違いますから)

オンスとは(デニム等で)


オンスとは、布生地の厚さを表わします。1平方ヤード当たりの重さ(オンス)です。大きいほど厚い布生地になります。

1オンス = 28.3g弱 1平方ヤード = 0.84m²(平方メートル)

通常のジーンズには14オンス辺りの布生地が使われているので、それ以下は 薄い生地になります。20オンスのようにヘビー・オンスと言われる 重く分厚い生地を使ったものも あるそうです。10オンス以下は 薄い部類になり、ライト・オンスと言って 軽く薄い夏用デニムになります。

一般に布生地の厚さは ミリやミクロンで表すのではなく、目付けと言って 1m²(平方メートル)当たりのグラム数(例:120g/m²)や、デニムのように 表わします。

生地屋では デニムの取扱いは、大変申しわけございませんが ありません。

バーバリーのコートを直したい


Q.バーバリー 英国で買ったトレンチコートの衿を直したいのですが 似た生地はございますか。古いのですが 夫が好きなコートで直して使用したいとのことです。

A.バーバリーと 言いますと、たぶん綿のツイル生地(又は キャバジン)だと 思います。(稀にポリエステルの場合もあります。ついているタグの混率をごらんくださいませ)

バーバリーですと オイル・コーティングで 撥水加工がしてあり、水をはじくと思います。
(古いコートですと、もう撥水しないかも 知れませんが。クリーニング時に 撥水加工を指定してあると、はじきます)

今のコートの混率にあわせて ツイルで検索してみてくださいませ。
(例:「綿 ツイル 通販」とか 「ポリエステル ツイル 販売」。大変申しわけございませんが、弊店でツイルの取扱いは ございません)

撥水加工された生地は なかなか売ってないと思いますので、修復後 クリーニング屋さんで 撥水加工されるといいと思います。
(スプレーなどで 撥水性能を付加できますが、一時的で クリーニング屋さんの方が、オリジナルほどではありませんが 耐久性が高いです)

ただ コートやジャケットの修復は かなり技術が必要になります。専門の お直し屋(リフォーム)さんを 探された方が いいと思います。