ポプリンとは(poplin)


ポプリンとは、緯糸(ヨコイト)の方向に 細い畝が見える 手触りの良い柔らかな平織物です。ブロード・クロスよりは 畝が太いです。

(ブロード・クロスはアメリカの呼び方で、ポプリンは英国の呼び方だそうです。でも 日本では 畝が細いものをブロード・クロス、太いものをポプリンと呼ぶそうです)

元々は シルク(絹)とウール(毛)の交織織物でしたが、現在ではコットン(綿)織物が多く、ウール シルク ポリエステルなどでも 作られてます。

コットン・ポプリンは 経(タテ)40番手くらい 緯(ヨコ)30~40番手くらいの物が多く、経密度が緯密度の2倍近く込んでます。(ブロード・クロスと同じように)

用途は幅広く スカート 薄手のジャケット エプロン カーテン テーブルクロスなどです。

ポプリンの語源は フランスの地名 “Popeline” から来ています。

この記事は 布生地通販の生地屋店長の三浦宗之が書いています。

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ポプリンとは(poplin)」への1件のフィードバック

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