ポリノジックとは、ビスコース・レーヨンの欠点を改善した繊維で、製法を変えて 重合度や結晶化度を上げて 緻密な繊維にしたものです。
全体的に均一の分子構造を持っているため、弾性にすぐれ特性を示します。通常のレーヨン(ビスコース・レーヨン)に比べ吸水性が低く、水中膨潤度が小さくなります。ですので 寸法定性(洗濯、着用によって、寸法が伸びたり、縮んだりしない性質)も向上してます。
東洋紡(株)のタフセルとか 富士紡績(株)のジュンロンが 日本で生産されてましたが、現在(2012年)はもう生産していません。
(余談ですが、わたしは随分長い間 ポリノジックとは ポリエステルの一種だと勘違いしてました)
この記事は サテン生地通販の生地屋店長の三浦宗之が書いています。
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ピンバック: レーヨンとは(rayon) ビスコース・レーヨンとは(viscose rayon) | 布生地Q&A
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