通常 白色には3種類くらいあります。
- 蛍光白(ケイコウシロ)
- 通常の意味の白 自然白(オフ白)
- 生成り(キナリ アイボリー色 象牙色)
蛍光白は 男性のワイシャツの白のように、少し青みがかった 太陽光の下ではちょっと目に痛いくらいの白です。スノーホワイト(snow white)とか言われます。人工的な感じの白です。
蛍光剤が入ってますが、通常光を当てた後 暗いところに持っていっても 光るくらいの強い蛍光剤は入ってません。
(昔の洗剤には 白さを際立たせるために 青い染料が少し入ってました。今は 人工的な白さは嫌われるのか 入っていないようです)
通常の意味の白は 普通自然界で見られるような白色で、蛍光剤の入ってない白色の紙は この色です。(白い紙には 多くの場合多少の蛍光剤入ってます) 合成繊維やキュプラなどの再生繊維 アセテートなどの半合成繊維の染めてない布生地(オフ off オフ白)は この色になります。(糸本来の色で ほとんど通常の白色です)
生成りは天然繊維などに使われる色名で 糸の色そのままです。コットン(綿)やウール(毛)では 黄色っぽい白色になります。合成繊維や半合成繊維では 染めているのでアイボリー(象牙)色と 書かれている事も多いですが、「生成り」と表示されている場合もあります。
(ですので 合成繊維や半合成繊維で「生成り」と 書かれている場合や、天然繊維で「オフ白」と書かれている場合は 染料がついています)
この記事は 布生地通販の生地屋店長の三浦宗之が書いています。
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