日別アーカイブ: 2015年7月17日

ビンテージ加工の家庭でのやり方


工場での加工でなく 個人の方が、家庭等で洋服や布生地のビンテージ加工をするやり方です。用意する物は 下記です。

  1. メラミン・スポンジ
  2. 霧吹き
  3. 240番くらいのサンド・ペーパー
  4. 割り箸や木片(湾曲しているもの)
  5. 小石

色抜きする場合は、1.と2.を用いて 色抜きします。タワシで擦るより 生地にタメージをあまり与えずに できるようです。(勿論 多少のダメージはあります)

たわしはもう古い!ジーンズ・デニムスカートの色を簡単に抜く方法

物理的に 布生地にダメージを与えたい場合は、3. 4. を使って 下記のサイトに詳しくやり方が 書かれてます。

ジーパンをダメージ加工する方法

5.の小石は 小さな部分を 擦ったりして物理的にダメージを与えるのに使います。

合成繊維(ポリエステルやナイロン等)製のものは 丈夫過ぎるので ビンテージ加工には あまり向きません(物理的なら 240番よりもっと細かめのサンドペーパーなら できるでしょうが。色は繊維の中まで浸透しているので メラミン・スポンジでも無理でしょう)。レーヨンやベンベルグ等の 再生繊維は、ビンテージ加工が可能です。

また 同じ天然繊維でも シルクやベンベルグ裏地のようなフィラメントの長繊維は あまり向いていないと思います。

私個人的には ビンテージ加工は お奨めできません。製品や生地の寿命を縮めるからです。特に 物理的にダメージを与えるやり方は その部分の周辺の生地も 破れ易くなります。